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執筆者の写真felspar12

膝の痛み



膝が痛いと色々と困りますよね・・・


膝の痛みといっても原因は様々ですよね。


年齢で膝軟骨がすり減って変形性膝関節症と診断されてる人や、

スポーツでの激しい運動で痛めてしまってる人など様々です。



しかし、膝はなぜ痛みが出るのでしょうか?



そんなもの使い痛みだからしょうがないって思ってませんか?



ではなぜ、痛みが出る人と出ない人がいるのか?

同じような生活をしていて年齢も同じぐらいなのに膝に痛みのある人と、痛みが全くない人は何が違うのか?これが分かると膝の痛みを改善できそうじゃないですか?



膝関節の動きとは?



関節は膝に限らず動ける方向や角度が関節ごとに決まっています。



膝でいうとまっすぐ曲げるか伸ばす動きが膝の正しい動きです。



もちろん可動域は個人差がありますが、正常な関節の動きは決まりがあるのです。



膝の痛みの原因は・・・

正しくない関節の動きをしているからです。


正しくない関節の動きとは異常な関節運動です。



膝でいうと真っ直ぐに伸ばす曲げることしかできない関節なのに

横方向にも曲がっている状態、わかりやすくいうとO脚やX脚のような状態ですね。



これは本来の膝関節の動きじゃない動きをしていることになります。


「私はこんなにO脚やX脚でもないのに膝が痛い」という方も多いですよね?

その説明をする前になぜ、このような膝の変形をするか?をお話します。


関節を動かしているのは何かわかりますか?



答えは「筋肉」です。



筋肉が縮んだり伸びたりすることで関節は動いています。

関節には沢山の筋肉が付いていて複雑に動いて関節を支えたり動かしたりしています。


関節は骨と骨のジョイント部分です。

骨は自ら自発的に動くということはできません。

なので関節の動きは全て筋肉の影響ということです。


その関節を形成する筋肉の中に、強い弱いができてくるとどうなると思いますか?



関節は強い筋肉に引っ張られてしまうのです。



年齢とともに弱った筋肉ができたり、何かの原因で出力が出せなくなった筋肉ができたり、

ハードなトレーニングやスポーツで偏った筋肉が強くなってしまったりしたら、関節を形成する筋肉のバランスが崩れてしまい、強い筋肉に引っ張られている状態の関節になります。



その状態を続けると関節はねじれて動いてしまい、いずれ変形が起こってしまうということです。

なのでO脚やX脚ではなくても膝の痛い人は変形はしていないが筋肉のバランスが崩れてるということです。



このバランスが崩れ、ねじれて動いてしまう関節を使い続けていると、ある日炎症が起こることがあります。


急に痛くなったとかグキッとなったっていうのがそういう状態です。

炎症が起こると必ず、筋肉の萎縮が起こるのでさらにバランスは崩れます。


スポーツをしてる人ならこんな状態の膝だと怪我もしやすいですし、関節でパワーが抜けてしまうのでパフォーマンスが下がります。




膝のケアの仕方は?


膝関節のケアで代表的に言われるのは「大腿四頭筋」を鍛えなさい!です。

大腿四頭筋とは太ももの前面の筋肉です。

リハビリや病院などで言われたことがある人も多いと思います。


こういった膝を伸ばしていく運動です。

なぜ、この筋肉を鍛えなさいと言うかと言うと・・・


「この大腿四頭筋という太ももの前面の筋肉は膝を支えてるからここを鍛えると膝を支えてくれるので膝が楽になります」という原理です。


確かにこの大腿四頭筋は膝を支えています。

と言うか”支えさせられている”といったほうが正しいと思います。


バランスの崩れた関節を必死で頑張って支えてくれているのが大腿四頭筋なのです。

なので膝の悪い人は、ここがパンパンに張っています。



こんなに頑張ってる筋肉にさらに負荷をかけるとどうなりますか?

悪化します・・・よね?




と言うか、痛くてこの動きができない人も多いです。

動かすことで循環して血流量が上がり、関節の中の潤滑油である滑液が増えて動きやすくなることもありますが、あまりこの運動で膝が治ったと言うのは聞いたことがないです。




次に行うのがこの大腿四頭筋やO脚の人なら太ももの外側がパンパンに張っているので、その筋肉をほぐすという方法です。マッサージや鍼などですね。



硬くなっているのでほぐすのは正しいのですが、頑張って関節を支えてる筋肉はなかなかほぐれないのです。



この硬くなってる筋肉が頑張ることで関節を支えてる為、緩むわけには行かないということです。



一時的に緩むのですが立ち上がったりして関節に負荷がかかれば、関節を支える為に即座に緊張します。



関節トレーニング整体の膝ケア


大腿四頭筋のトレーニングもダメ。

マッサージもダメなら何をすればいいのか?



”本来の膝を支える筋肉バランスに近づけること”


これが大事です。

オガワセイタイの関節トレーニング整体は弱ったり出力の下がった筋肉を探し、

その筋肉を働く状態にスイッチを入れていきます。


膝で大事なのは大内転筋や内側のハムストリングスです。

年配の方で膝の痛い人はこの筋肉が萎縮しています。



正しい筋肉にスイッチが入るとウソのようにパンパンだった大腿四頭筋などの筋肉が緩みます。


もちろん一度で全てが治るわけではありませんが、変化はご本人が一番わかると思います。

変形してしまった関節は元には戻りませんが、支える筋肉が変われば痛みや稼働はかなり改善します。


膝は足部や股関節なども一緒にケアする必要があるので、長く痛みがある人ほど急な結果を求めずに徐々に変化させていく必要があります。


慣れてくるとセルフケアなども指導していきます。



膝の痛みで病院に通ってると「手術」という言葉を言われたりすることがあると思います。

手術が全てダメというわけではないですが、可能な限りしないほうがいいと思っています。


もし、手術をするか悩んでる人がいたら1ヶ月間、週1か週2で通ってみてください。


手術をしても手術後に1ヶ月くらいはリハビリが必要です。

そのリハビリを手術前にする感覚で受けてもらって痛みが取れたら手術しなくてもいいですし、

それでも痛みが変わらなければ手術すればいいと思います。

1ヶ月間通ってもらえてれば手術後のリハビリも楽になりますから。




膝の痛みで悩まれてる方はオガワセイタイまで。




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